最近のラン動向(気持ちから実践まで)

born-to-run%e8%a1%a8%e7%b4%99「どうして私の足は痛むのか?How come my foot hurt?」これが「BORN TO RUN」の作者同様、私の長年の疑問だった。

10年前から遊び程度の登山はしてきたが、常に80kgもある巨体(10年前は84kg)では、それは実は危険な遊びだった。常に年に2〜3ヶ月は歩けなくなくなり車椅子のお世話になることもあるような症状だった。
自分の足のどこの部位に欠陥があり、それがどう支障をきたすのかはドクターの説明で理解はできたが、現実は「治しようがありません」の言葉で終わるのだった。
登山の強度を上げるための軽いランニングはしているけど、「どうして日帰り登山を週末にしているぐらいで足が痛むのか?そんなに私の体が人と比べて劣っているのか?」と自問自答ばかりしていた。

ただ漠然と「この痛みはひょっとしたら減量をすれば改善するかもしれない」とは考えていた。3年前から縁があってレースの世界に足を踏み入れて、練習も含めた運動量の多さで少しずつシェイプアップしてきたが、それでも78kg止まり。やはり足は痛む。いや痛んだ時の症状は尋常ではなく、寝たきりになって床に伏していると涙が出て自暴自棄にすらなった。

私はこの「BORN TO RUN」を8月に読んで走り方を変えたのではない。結論を先に言えば今年の春から減量を実施して68kgまで落とせたことで痛みから解放されたのだ。もし日課のイブニングラン後に痛みがあっても朝には消えている。とうとう自分の復元力以内に自分を持っていけたのだと感じている。負の部分が蓄積されて一気に足がダメになるということが起きなくなった。

体重が減ると今まで感じなかったことに気づくようになった。顕著なのがシューズに関するもので、好みが完璧に変わった。今までは体重に応えられるようにフカフカのクッション付のシューズばかり好んでいたものが、かかとがしっかりホールドされたものではないと嫌悪感を感じるようになった。フカフカでは足が地面に触れた時に一旦沈み込む感覚が生ずる。足が離れるのにタイムラグを感じるようになって走ることに楽しさを覚えない。

今はいろんなタイプの靴を試している。軽くてソールの薄いものはスピードが出やすいが、15km先は痛みが出てくるとか、あるエントリーモデルのそこそこの硬さだがある程度クッションがあるので30kmまでは平気で走れるとか。経験で距離に応じたシューズを選ぶことができるようになった。ただフカフカが売りのシューズだけはどんな場面でも使いたくないので、家庭菜園で長靴の代わりに使ったりしている。

5,000円程度のラン専用インソールは純正以外で3種類持っているが、使わないようになった。これは「BORN TO RUN」を読んで人類が持っている能力にかけようと思ったからだ。純正のインソールは一見薄くてひ弱に見えて不安を覚えるかもしれない。しかし心配はいらない。いや心配なのはアーチが落ちているからと言われてアーチを矯正するインソールを履き続けることかもしれない。インソールを機能で選ぶのは間違っている気がする。

さて「BORN TO RUN」を読んで一番ありがたいと思えたのは、人類が会得してきた野性的な走る能力を信じることが大切だということで、小賢しくランを論じることはやめたほうが良いということだ。私は幼き頃より走ることがとても好きだった。それも長くなればなるほど気分がハイになっていた。体つきは生まれた時から細身で、まさか中年になって自分が肥満体質になるとは思ってもいなかった。最近、身体が軽くなってきて耳で幼い頃感じていた風の音も再び聞こえるようになってきたし、ハイな感覚も蘇ってきた。

私が最近毎週末に30km走を続けているのは、もちろん自己鍛錬の一つでもあるが、いわゆるLSD(Long Slow Distance )のつもりはない。LSDの定義は「一定のスローペースを保って長時間走ることで有酸素運動の能力をアップさせること」とされているが、私の捉え方はいささか違っている。私みたいな50代半ばの人間に「30〜42kmをゆっくり走り切りなさい」と命令されたら落ち込むだろう。私の肉体は長時間に渡って楽しくもない負荷をかけ続けられるゆとりなどない。出来ることなら早く楽に終わらせたい。なのでなるだけ短時間で楽しいスピードで30kmを走り切りたい。そのためには毎日スピード練習の要素も取り入れながら、フォームを改良して無駄を省いていかなければならなと考えている。

身体的には3時間以内の運動が適当だと感じるので、30kmを3時間で走れるようになりたいと願っている。


2016年9月22日の30km走

自宅から綾町の「綾てるはの森の宿」までの片道。これで3回目です。結構アップダウンが多いコースで楽しめます。靴の選択が良かったので最後まで気持ちが切れることなく走れた。でも苦しくて3回は足が止まって歩いた。しかし足の痛みはナッシング。%e7%b6%be%e3%81%a6%e3%82%8b%e3%81%af%e3%81%ae%e6%a3%ae%e3%81%ae%e5%ae%bf%e3%83%a9%e3%83%b33

img_7523 ↓ 向こうは国富町の釈迦ヶ岳。まだヤマビルがいるだろうから、今回はスルー。img_7530 一本108kcalだったかな。ジェルよりも食べた気になれる。他の味以外も試したけど、このイチゴ味がベストかな。img_7532 img_7533 img_7534 ↓ 穴あきのソールは自分の持病対策。つまり大きく変形した関節部を逃がそうという目論見。痛くなかったので悪くなはないね。img_7535 汗を流します。下手な天然温泉よりも優れています。サウナ付きで¥350円も嬉しい。img_7537 img_7538 ↓ 体調はよかです。img_7539


2016年9月24日の30km走

自宅から青島の先のサンクマールまで。今回で8回目。前々日の30kmの疲れがある中で①どこまで楽しく走れるか、②ソールがかなり薄いシューズ(adidas Mana7)でどこまで耐えらえるかの実験です。
結果は10kmまでは楽しく、自分の実力以上にソールが薄いと25km地点で足先に痛みが出るのでフォームが乱れてヒザまでおかしくなる。(※痛みは一晩寝れば治りました)

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↓ これがMana7。短距離には良いですが、実用的には5kmまでかな。まだまだ自分の体が追いついていかない感じです。img_7556

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↓ 21km付近。もうやめたくなりました。しかしまだ足は痛くないのでゆっくり進みます。img_7558

↓ 28.4km地点。疲れていて、景色を楽しむことができません。なので後で楽しむために撮っているのですが、すでに足に痛みが出てフォームが変です。img_7560

↓ もうすでに死んでますなぁ!img_7563 ↓ ゴールが見えてきました。img_7564 ↓ ゴールのサンクマールです。ここの施設は温泉も含めてオススメです。
公式ホームページはこちらです。img_7565

2 thoughts on “最近のラン動向(気持ちから実践まで)

  1. 初めまして!以前からレンジャー様のブログをちょくちょく拝見させていただいておりましたベテラン自転車乗り&ランは初級者のポンキャット(51)と申します。
    昨年の霧島登山マラソンの記事からするとレンジャーさんの身体は別人のように引き締まり、また、若返った印象です!!
    強い意志と鍛錬あってのものだと感嘆している次第です。

    五ヶ瀬トレラン大会まであと少し・・楽しみですね!
    (五ヶ瀬トレラン、私も出たかったのですが娘の運動会と重なり断念)結果を楽しみにしております。応援してますよ!!

    再来週の霧島は出場予定です。楽しみながら走りたいと思います!

    • ポンキャット(51)さまコメントありがとうございます。

      家族からは「酸化が進みすぎて、老人になった。もうやめなさい」と言われています。
      こうなったら仙人になるまで頑張ります。

      再来週の「霧島登山マラソン」でお会いできそうですね!?
      声をかけてくださいね。ブログに出演してください。
      あ、ゼッケンは387です。

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