278 白鳥山・時雨岳

金曜日にスッシーからFaceBook経由の連絡があった。「今度の日曜日晴れそうだね」とのメッセージに遡ること4日前の月曜日に「今度ここに行きませんか? 白鳥山と時雨岳です。」とどこかから引っ張り出してきた登山マップをiPhone上に指し示していた。椎葉は一度も足を踏み入れたことが無い地なので、興味はあったが、一生行くことはないと思っていた。

早速ネットで熊本県と宮崎県の境の天気予報を確認すると、100%晴れと出ている。「月と金がつながってしまったな。しようがねぇ、白鳥山に行くか。」で3人で行って参りました。天気も晴れなら、それ以上にお腹も腫れているメタボブラザーズの行動開始だ。

「椎葉は今まで行ったことないんだけどさ、全部任せてもOK?」の問いにSaddy、Sussieが二重丸だったので、安心して車の運転も全て任せてドライブしていたら、今まで体験したことがないような気分の悪さが襲ってきた。「これが車酔い」か分別するまで30分かかってしまった。途中2度車を止めてもらって深呼吸しながら唐谷(御池)登山口を目指す。椎葉村は宮崎からも熊本からも果てしなく遠い地だ。かなり道路事情は改善されたと二人は強調されていたが、パッセンジャーとしてはもう行けない。ドライバーとしてはいいけどね。

白鳥山近辺の地は概ね優しさが漂っていた。展望の利くところから四方の山々を眺めると椎葉の地が秘境ではなく、太陽溢れる九州のど真ん中としての力強さに満ち溢れていました。でも、もう一度行くか?との問いにはNoと言うしかない。本当に吐きそうになるぐらい道がひん曲がっているのさ。強い意思を持ってドライバーとして行くなら構わないけど、連れられのお気軽パッセンジャーは止めた方が良いだろうな。今まで自分が企画して、自分でドライブしての形式がほとんどだったから「車に同乗する苦しみ」を初めて味わった。

九州脊梁として、なおかつ、縦走路としての魅力は多分にある。銚子笠、烏帽子岳、五勇山へと連がる道にはロマンもある。「ここを制覇するには遊びではできない。」と表現することは新たな挑戦への前触れか?とお思いでしょうが、それはないと思います。何故なら、この秘境として名高い椎葉の山は、歴史も人々も昔から独立していて、十分に優しい山域なんだよ。挑戦する山域ではなくて、生活していく山域なんだね。多分そうさ。

実は私のご近所でなおかつお客様に椎葉さんという方がおられて、その奥様は「椎葉の白鳥山は自分の実家の土地です。」とお聞きしていました。この言葉にずっとイメージが掴めなかったのですが、今回初めて白鳥山にお伺いしてその管理良さに生活の場としての山を感じさせて頂きました。この山域は人と山が高度に融合していますね。もし何のことか分からなければ、一番見通しの良い所から四方の山々をご覧ください。全ての山々が管理されていますよ。

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