434 霧島・えびの高原エクストリームトレイル2017

私もようやく「霧島・えびの高原エクストリームトレイル」初参加です。

硫黄山の火山活動で後半のコースの一部が通行規制にかかり通れないために、今年は前半部分の2周となり、距離も63kmから67.5kmへと変更になりました。何度もこの大会に出ておられる方々は出走前に「同じところを2周も走るのは精神的にきついので1周で終わるつもり」との声多数でした。実際そうされた方も多かったし、前言を翻して2周目に突入していった方々もおられます。みなさんそれぞれに「きりえび」に想いもあって反応も様々です。いわゆる走り続けるモチベーションがあるかどうかの差です。決して体力ではありません。来年同じ状況だったら迷わずリタイアすることはあり得ます。私には来年100kmトレールのAso Roun Trailに出たいというモチベーションが運良くあっただけですね。

霧島は何度も足を踏み入れてきた地域でありますから、別に切望して出たいという気持ちは全くありませんでした。歳も歳だし、今年が最後ぐらいの気持ちで軽くエントリーしたのです。ところがAso Roun Trailの参加条件が60km以上のトレラン完走実績となりましたので、今回の完走を逃すわけにはいかなくなってしまったのです。今年変則的な2周という滅多にない状況だったからこそやる気が出たのかもしれません。これが例年通りだったら歩き慣れた霧島を真剣に走る気にはならなかったでしょうね。

今回のタイムスケージュール
前半で貯金を作る意図があったので、1周目と2周目ペースは無謀なことは百も承知で同じにしています。

(1周目)
スタート 5:00
枕木階段 8:30→8:05(25分の貯金)
ピクニック広場 11:00→10:25(35分の貯金)

(2周目)
再スタート 11:00→10:30(30分の貯金)
枕木階段 14:30→15:14(44分の遅れ)
えびの岳 17:00→17:40(40分の遅れ)
ゴール 17:30→18:23(53分の遅れ)

今度のトレイルは車道と林道を走る区間が多く、直射日光の影響を受けやすいので、それなりの準備はしました。おかげで足も攣りそうで攣ることもなく、暑さに体力を失われてペースが落ちましたが、前に進めなくなる状況は防止できました。

エイドは1周35kmの中に3箇所あります。1箇所はスタート地点にあります。それで平均すると、およそ12km毎にあります。大会の条件で水1リットルの携帯が義務付けられていますが、今日のような暑さでは1.5リットルの携帯が望ましいと感じました。基本的に体が欲するのは1リットルあれば十分ですが、火照った身体に真水をかけながら進むとヘタリが少なく済みました。

2周目に入った時に車道で走れずにキロ9分台で歩くように走って、林道に入ると容赦のない直射日光と坂道に痛めつけられてヨボヨボになりながら歩いていると「ドボンしませんか?」と声をかけられて、くるぶしぐらいの水量のところに座り込み涼をとりました。そうすると体温が一気に下がって少し走れるようになりました。その後知り合いの方に湧水の入った500mlペットボトルを頂いて体に少しづつかけながら進みました。水をかけ終わり空きになったペットボトルは随時湧水を取水して最後まで体を冷やすことに利用させてもらいました。

攣り対策としては、4種類の塩飴です。これを60個ほど詰め合わせて、足がやばいと感じてきたら複数個口に入れます。濃度が濃ゆいので真水を飲むとちょうど良い頃合いになります。1個でダメなら2個、2個でダメなら3個口に入れます。これで不思議と攣りかけていた筋肉が緩んできます。だめ押しで食塩を一掴み口に放り込んで水で流し込めば今回の私の場合は成功しました。皆さん高価なジェルとか攣り対策に効果のあるという漢方薬をお求めですが、私はエナジージェルは勿論10kmに1個の割合で消費していきますが、失われたエナジーを補給するという意味合いだけです。塩飴と食塩と水の組み合わせが一番短時間に足の筋肉の攣りには効果がでると思います。

↓ 高度と気温のグラフです。ちょうど10時間後で15時の栗野岳下のエイド付近が一番暑くなっています。


↓ あえてシルエットですけど、何か? 5:00スタート

↓ 6:30  14.9kmの第1エイドに到着。
↓ 拙ブログの読者のお二人。二度もお世話になりました。ありがとうございました。

↓ 写真まで撮っていただきました。m(_ _)m
新GPSウォッチはバッテリー容量が大きくて重いので腰ベルトにぶら下げています。これを腕に巻いて走れるのは20分が限度です。

↓ 8:05 枕木階段 ボラの高校生にシャッターをお願いしました。

↓ このあたりから「今日は無理できないな」と判断して低速モードに入ります。相当「お先へどうぞ〜」をしました。

↓ 栗野岳の見晴台へ到着

↓ たまにですが、気道の良いトレイルもあります
↓ 一時間遅れでスタートしたショートのY君が追いついてきた。色白だけど速い…

↓ スピードが乗らず焦っています。
キャンプ場に帰着。
↓ 10:25 エイドに到着。


↓ 10:30 さぁもう一周プラスえびの岳の35kmだ!と思っても脚が動かない。 ↓ 大浪池登山口から下に降ります

↓ これがその入り口です

↓ 風がなかったので涼しさはありませんでした。スタート地点から標高を下げていくので、かえって暑くなる感じです。
↓ 地獄の登りの林道です

↓ 誘われるままに水を浴びて生き返りました。

↓ 脊髄を守る対策。なかなか良かったと思います。

最終エイドに到着。軽く食べて水分を補給して、ポリバケツの水を頭と体にたっぷりかけても、5分もいなかったと思います。ここで遊ぶと来年のAso Round Trailの参加資格がなくなると思うとさすがにゆっくりしていられないですね。

↓ クタクタなんですが、目は死んでいないと思います。

↓ 枕木階段 14:30の予定が→15:14(44分の遅れとなりました)
しかし、この時点で最終関門時間の14時間に対して、13時間45分までにはどんなに遅くとも着けることがわかって無理せずに進むことができました。

↓ 背中が熱い

↓ 振り返ります

↓ 16:23(11:23) ほらね余裕の表情でしょ 笑。この先お天道様とは無縁の世界に入ります。

↓ 最後まで期待した雨は降りませんでした。前日と前々日に降った夕立はとても厄介なフィールドにしたままになっていましたけどね。

↓ 17:39(12:39) キャンプ場着。

↓ えびの岳に向かいます

↓ えびの岳の中腹です

↓ えびの岳の最高点付近は霧でした。

↓ あとは下るだけ
↓ 友人が迎えにきてくれました。嬉しかったなぁ。

↓ 闘いが済んで一息つきました。


晩飯はこれしか入りませんでした。でもお揚げは残しました。

↓ 次の日のお昼にはペペロンチーノ。これで疲労回復を図りました。しかし異次元の筋肉痛は続いています。

 

8 thoughts on “434 霧島・えびの高原エクストリームトレイル2017

  1. 完走おめでとうございます!!! 西米良/高千穂登山、参戦して、モチベーションの維持にお付き合い致します。 西米良では抜きつ抜かれつ、できればいいなぁ~(笑)

    • 正ちゃん、ありがとうございます。
      わざわざ孫連れて、えびの岳まで迎えにきてもらって感動しました。
      最近足の持病が出なくなってきたので第三幕の幕開けかな?
      これからも切磋琢磨しましょう。

  2. 前半スタートして先にレンジャーさんがいたのにどこかで追い越してたんですね。林道あたりは一人ひとりが誰なのかわかるくらいの距離はあったんですけど。ホントにあの林道の上りは地獄でしたね。でも完走おめでとうございます!来年は一緒にARTでましょうね(^ ^)

    • はっしーさんを見失ったのは、1周目での枕木階段の下のWC付近ですね。
      階段登る時に苦しくて「今日は終わった」と思いました 笑。

      キャンプ場におられたご主人に「奥さんは?」と聞いたら
      「とっくの昔に行ったよ!」と言われて大爆笑でした。

      ART頑張りましょうね。たとえ台風が来ていても出る覚悟です。
      その前に金峰三山山岳マラソン大会で勝負ですよ!
      楽しみです。

  3. 完走おめでとうございます!
    ARTの資格取得もおめでとう!
    制限時間を睨みながら、計画的な走りができたようで、これまでの努力が報われたのではないでしょうか?

    来年は阿蘇で会いましょう!
    ん? その前に霧島と西米良のトレイルで会うんですね!\(^o^)/

    • 50km付近で「yappyさん9:02でゴール」という謎のメールに驚愕しながら(笑)、さてどうやって完走しようかなと思いを巡らせましたが、「頑張るしかない…」との結論でした。

      霧島は焼肉がメインですね\(^O^)/

      西米良は初参加ですが、去年ゴールで見た皆さんの衰弱した顔でハードさは覚悟しています。
      しっかりとゴールできるよう取り組んでいきます。

  4. レンジャーさんにゴールの連絡をした人というのは、私も知っている人ですか?!

    西米良は初参加なんですね。
    きつくて楽しいですよ~!
    なんと言っても、山里から一気に山頂まで行ってピストンで帰ってくるというのが魅力です!(^^)

    • いやyappyさんはご存じないですよ。
      たまたま前夜祭でyappyさんと僕が喋っていたのを見かけて
      「あの人はサブスリーのレジェンド」と僕がその人に説明していたので印象深かったのだと思います。

      市房山は西米良の槇之口登山口からは4回登っていて、独特の上げの苦しさはわかっているつもりです。
      2回マジで心底泣きました(笑)。
      それと前回の西米良クエストの次週に行われたUF主催のクリーンハイク参加で山小屋から川べりの竹原地区まで走らせてもらいました。
      下りだけの体験でしたが、結構な距離だなと思いましたよ。だから魅力的だとは思えないですねぇ(笑)。

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