437 高千穂峰(天孫降臨コースと龍駒コース)

10年ぶりに龍駒コースを高千穂峰からの下山ルートとして辿ってみました。10年前はというとGPS機器も種類が揃っていない時代で、あっても高価か役立たずのどちらかでした。一般他者のためにGPSログを残しておきたいというサービス旺盛な精神の発露です(恩着せがましいですねw)。

その昔この龍駒(たつこま)コースは宮崎県側から高千穂峰に登るメインルートでした。その名残が高原町にある狭野(さの)神社の東の参道入り口に「高千穂峰登山口」の看板がいまだにあるのです。狭野神社の御祭神はサノノミコトでいわゆる神武天皇です。狭野神社から高千穂峰を目指すということは神代の世界に戻る(サノノミコト→ウガヤフキアエズノミコト→ヤマサチヒコ→ニニギノミコト)旅でもあります。

龍駒の名はサノノミコトの愛馬のことで、皇子原というのは神武天皇が幼少の頃過ごした狭野地方のことを尊称を込めて呼んだのでしょう。


龍駒コースの現状は下方の入口には通行禁止の看板がありますし、上方のP893には進入止の黄色のロープがありますので、個人の責任で立ち入るかどうかお決めください。
入ってしまえばピンクのガイドテープが沢山ありますし、昔の看板もありますので迷うことはないです。ただ侵食の激しい沢を2度下って登り返すのが少し滑りやすいかなと思えるほどで、そこの地質も柔らかい土ですから滑っても怪我することはありません。
それよりも気をつけることはマムシの存在です。ヤツラは人が通らなくなった登山ルートに当たり前のようにしています。落ち葉が沢山でマムシの保護色になって気づきにくくなりがちです。また今回は出合いませんでしたが、ヤマビルも当然いそうです。


↓ 今回は10月に行われる「霧島登山マラソン」の試走会です。一番右の方は永里さんと言われて昨年の西米良スカイランニングクエストと今年の白龍走の優勝者です。特に今年の白龍走は昨年のハセツネの優勝者を押さえての優勝ですからね。恐ろしい28歳の青年です。ちょうど私の半分の年齢です。色々と楽しい話が聞けましたよ。速すぎてエイド設置に間に合わずに脱水症状になったりとか…。私の場合は遅すぎてエイド到達した時には何も残っていなかったという経験がありますけどね。またはマイコップ持参の意味がわからずエイドで手酌で水を飲んだとか…。

↓ 自分が遅れて、制限時間ギリギリの120分で関門到着。昨年の本番は92分。昨日にロードを23km走った影響だし、疲れを取る間もないほど走り込んでいるので仕方のないところだ。ちなみに3カ月連続でオーバー300km。2週間後に迫ったしわいマラソン88kmまでにどう体調を整えるかが大事だけど、その前に山から離れて登る筋肉が衰えていることがはっきりしている。

↓ 仲間からどうしても遅れてしまいますw

↓ この風景が好きなんだけど、もうじき茶色に変わるのです。
 ↓ 皆に遅れて2:26で単独ゴール。まぁこれ以上は悪くならないことを祈るだけです。

↓ レースに出る顔見知りによく出逢います。
↓ 龍駒コースはこのP893地点から右へと降りていきます。立ち入り禁止のロープがありますので、進入するときは自己責任でどうぞ。

↓ 迷うことはほとんどありえないとは思いますが、過去遭難騒ぎがあったことは事実です。あれは確か新燃岳噴火の影響で山全体に入山規制されていた最中でした。「入山規制されていたとは全く知らなかった」という某公務員の言葉が白々しく感じました。公務員が公務員の手を煩わせてはいけませんね。
↓ 滑りそうなのはここだけです。ほんの数メートルの区間。

↓ 私が作ったスイカです。人はレンジャー農園と呼んでいます。

距離14km、累積標高差1357D+。今回はSUUNTO Ambit3 Peakの登山モードに設定してログをとりましたが、当初は2秒毎にログを取っていましたが、それがなぜか400mを過ぎると1分毎になりました。ネットで地図を出す以上は正確性が求められますので、P893付近から急遽iPhoneアプリのFieldAccess2を起動させてログをとりまして繋げました。
前半部分が直線が多く、高千穂峰頂上までの距離が8.5kmないといけないのが、7.6kmと出たのでこれは設定がおかしいと気づいた次第です。
SUUNTO Ambitシリーズの登山モードは基本設定が10秒おきのログ取りとなっていますが、これは1秒おきにして正確性を期した方がよろしいかと思います。バッテリーの方の心配はAmbit3 Peakは大容量のバッテリーですし、キレそうなときはログ取りしながらバッテリー充電も可能ですからね。

8 thoughts on “437 高千穂峰(天孫降臨コースと龍駒コース)

  1. 天気も良くて久しぶりに楽しい山行でした。 しわいマラソンご無事に完走祈ってます。
    それにしてもスイカが美味しかった。有難う御座いました!!!

    • 正ちゃんの「ウルトラは少し体重があった方がスタミナが持つよ〜」の言葉で勇気百倍!!

      スイカは来年は6月から収穫できるように段階的にやるね!!

      あの二人は僕が本物の農場主に見えただろうな 笑

  2. 是非にもしばらくは農場主で通しましょう!!! 自分も収穫祭を楽しみにできますので(笑)

    • 僕にはなんのメリットもないけど、了解です。

      正ちゃんには特別にゴーヤもご馳走するわね。

  3. 龍駒コース、全然知りませんでした。
    興味深かったです。

    天孫降臨コースといい、龍駒コースといい、さすが神武天皇(サノノミコト)ゆかりの里らしい名前がつけられてますね!
    神話マニアの自分としては、この周辺は神話としても大好きな場所です。
    皇子原公園内にある皇子原神社や、サノノミコトの愛馬「龍駒」(龍石とも)の伝説がある日南の駒宮神社なども行きましたよ!

    て言うかそれは置いといて、何よりビックリしたのはあの永里さんと一緒だということ!
    昨年、西米良のレース終了後、うどんを食べるとき私の前にいたので、ちょっと話しました。
    優勝者にはとても見えなかったのが印象に残ってます!^^;
    鹿児島のトレラン友達のつながりだったんでしょうか?!
    それにしても贅沢な練習会でしたね!\(^o^)/

    • 永里さんとの繋がりは鹿児島のラン友さん由来ですよ。私も初めてお会いして朴訥な感じがいいなぁと感じました。
      白龍走みたいなバーティカルでは上田ルイ、川崎ユウヤ選手を抑えるので日本一ではないのですかね?
      それとまだフルマラソンは走ったことがないということです。走るとどんなタイムが出るのか興味ありますね。

      それから私は神話のプチマニアですw。神話のことを考えながら山に登るのが好きなんですw
      日南の駒宮神社にも行ったことあります。父上のお生まれになった鵜戸神宮と神武天皇の最初のお妃であるアヒラツヒメをお祀りしている吾平津神社(乙姫神社)も近くにありますよね。
      ちなみに鵜戸神宮の参道から入る鵜戸陵墓参考地は吾平山上陵(あひらのやまのうえのみささぎ)と呼ばれていて標高152mにありますが、宮内庁によるとウガヤフキアエズノミコトの陵墓かも?という設定です。
      大隅半島に吾平山上稜(あひらのやまのえのみささぎ)という陵墓がありますが、何しろ薩摩の影響がかなり強かった明治政府が指定したものですからね、かなり無理があります。鵜戸のこちらの方がモノホンみたいな特殊なオーラが漂っていました。

  4. 吾平津神社、行きました。
    吾平山上陵も! ここ凄いですよね!
    ホントに神聖な感じがしました!

    宮崎県内には御陵墓参考地が3つ。
    吾平山上陵と可愛山陵と男狭穂塚・女狭穂塚ですね。
    高千穂にも吾平山陵というのがあります。(これも行きましたよ!)

    鹿児島にも神話ゆかりの地が沢山ありますよね。
    吾平山上陵は行ったことないです。
    志布志海水浴場に行ったとき、海岸に「神武天皇お舟出の地」という標柱が立っていたのを見て、ビックリしました!

    • 「神武天皇お舟出の地」は鹿児島にもう一箇所ありますよ。場所は福山酢で有名な福山町です。

      こうした故事神話のかけらとか陵墓等の乱発は、明治新政府の主人公だった薩摩が全国に先駆けて天皇の権威を基本とする新しい世の秩序を作らんとした発露ではなかったのかと私は勝手に推察しております。薩摩は廃仏毀釈がとりわけ激しかったようです。

      別に薩摩の悪口ではないのです。と言うのは8世紀までは大隅も薩摩も日向と認識されていたとある文献に書いてありました。神話等は宮崎・鹿児島という限られた小さな単位で考えるのではなくて、南九州という少し広い単位で考えれば各地に残る記紀伝承も生きてくるのではないでしょうか?

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。