60 傾山 vol.2(坊主尾根>九折越コース)

2人行。登り4時間6分(坊主尾根コース)

下り2時間48分(九十九折コース)

朝4時半にS君のクルマで出発。二人とも久し振りの朝駆けとあって、寝不足と難コースへの不安でテンションの低いスタートだ。R10を北上し、北川でR328へと入った頃には寝てもいないのに『さぁ今日もがんばろう』という力が湧いてきた。不思議なことだが、目的の山に着く頃には体の細胞は瑞々しさを取り戻しながら20代の身体となり、登山口に立つ頃には、ケガや遭難等これから起こるかもしれない災難に対して40代の慎重さが顔を出す。山を楽しむには両方の世代感覚が必要だ。途中二人の登山者を拾い駐車場に着く。出発からから3時間で着いたことになる。身支度を済ませ、用意した登山届けを提出し、三ツ尾経由坊主尾根コースへと向かう。

三ツ尾までは1時間40分、非常にきつい、展望の無いまま、ただひたすら上へと向かう。分岐点がきて、坊主尾根に入り三ツ坊主、吉作落とし、二ツ坊主へと進むが、途中攀じ登る箇所も多く、気の抜けない所も多い。その分絶景の場所も多く、大障子岩、前障子岩、祖母山はっきりと見てとれる。足下からまっすぐ切り立った絶壁にも驚かされた。

傾山頂上には4時間6分。頂上はさすがに人が多い、50人くらいいる。S君は断崖絶壁の人が寄り付かない所を目指して先を行く。選んだ場所は空中に突き出たようなイスの形をした所だ、絶景は良いのだが、投げ出した足が宙に浮き、腰が据わらず、弁当がうまく感じられない。だがS君は楽しそうだ、彼を思って30分がまんした。

景色を堪能した後は、大好きな『下り』だ。数多くの人、パーティーと追い抜いて行く。九折越まで標準75分のところ、46分だった。九折越小屋を見学した後、九折登山口まで一気に降りようとしたが、急にS君のペースが落ちた。足に違和感があるみたいだ。1時間かかってカンカケ谷に着く。ここは水が豊富で、河原を右岸から左岸へと、また再び右岸へと二度渡る。この付近は薄暗いため、赤テープが分かりづらく、二人とも一度づつヤブツバキを赤テープと勘違いした。この難コースは気力、体力も必要だが、コースを見つける目も多い方が安心だ。カンカケ谷からゴールまでさらに1時間かかった。ゴールではオリジナルフォーマットの登山届を回収(相方がお硬い所の所属なので個人情報漏洩防止のため)し、7号線を高千穂へ向けて車を走らせ、日之影温泉駅で汗を流した。

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