331 鰐塚山 車道ルート

331 鰐塚山 車道コース_A

今から39年前の秋の日のことです。私は中2でした。登山に興味ある友達4人と鰐塚山登山の約束をしたのですが、私は決心がつかず、あれやこれや逡巡したために、待ち合わせの時間に大幅に遅れました。 しかし最低約束だけは守ろうと、親父に無理を言って、トラックの荷台に帰り用の自転車を乗せて鰐塚山頂上まで連れて行ってもらいました。

頂上で友達を待ちましたが、結局誰もその日は頂上に現れませんでした。でも快晴の空模様から得られた景色を堪能できたことでトラックに乗って変則で来たことに、改悟などの情念が入り込む余地は全くありませんでした。

約束時間を破ったことに私も後ろめたい気持があったので、休み明けにその友人達と顔を合わせても鰐塚山の「鰐」の字が言えませんでしたが、友達も誰も何も言いませんでした。あれから数十年経ちますが、お互い「鰐」には未だに触れられません。多分誰も行かなかったんではないでしょうか。

今考えても鰐塚山というだけで登山情報は何もありませんでしたし、田野町から数十km離れた宮崎市北部に住む中学生にしてみたら「自転車で行き、登山口を探し当て、登って、降りて、自転車で帰る」というようなことは最初から不可能で冒険でしかなかったと思う。

親父は私を残して直ぐに悪路を引き返しました。私も1時間経つと諦めというか約束を果たしたというか、安堵してトラックから降ろしてもらった自転車で戻り始めました。鰐塚山を見る度に、国道269号線を清武町、宮崎市中心部、さらに北部へと一人で帰ったことが懐かしく楽しく想い出されます。家に帰ると親父に「自転車はパンクしなかったか?」とだけ聞かれました。

その当時流行っていた中村雅俊さんの歌を口ずさみながら、当時は舗装されていなくて悪路のボコボコの道をパンクを気にしながら帰りました。「夢の坂道は~♪木の葉模様の石畳~………背中の夢に浮かぶ小舟にあなたが今でも手をふるようだ~♬」小椋桂さんの「俺達の旅」ですね。(今度Ken Isizaka氏にカラオケで唄ってもらおう。皆一度Kenちゃんの歌を聴いて欲しい…楽しくなるから。)

50を過ぎていきなりトレランとかハーフマラソンだなんて正気かとお思いの方もいらっしゃるでしょうが、割とマジなんです。また最近鰐塚山に登ることが多くて、ついつい昔のことも想い出したもので、親父へのレクイエムにでもなるかなと感じて鰐塚山への車道ルートに汗と涙をぶちまけることにしたのです。
最後まで読んで頂きありがとうございます。

331 鰐塚山 車道コース_B

一応これでもノンストップで真面目に走りました。ただ登り10kmを2時間を切ることだけに主眼を置いていたので、頂上に着いた時はすでにガス欠寸前でした。何度か走ってみると、一度切れた体力は二度と戻らないことが体験として分かってきました。自分が持つ能力(体力)をどうコースで振り分けるかが大切ですね。無いものねだりしても始まりません。体力はあがいた分だけ付くのです。中・上級者と張り合うつもりは到底ございませんが、尊敬の念は忘れないようにしたいです。上級者だけが持つ貫録とか空気感好きです。

331 鰐塚山 車道コース_C

苦しかったけど本当に楽しかった。下りは体力を使い果たしたので希望時間を30分オーバーの1時間30分でした。距離は片道11km、標高差は往が1171m、復が217mの合計累積標高差は1388mです。五ヶ瀬トレランコースよりも標高差が150m程緩い。このコースで合計時間3時間30分なら、おそらく綾ハーフは順位が確定された完走ができるでしょう。念のためにこのコースで3時間10分の関門時間をクリアさせておきたい気持はあります。

また私は結構汗をかきやすい体質(太め?)のためか、汗をかくと汗冷えの作用なのだろうが、寒くなり、暑さを感じなくなってしまう。一応ドライ何とかという服を選んで着てはいるが、性能的にとても足りない。大真面目に夏のレイヤーリングに取り組まないと、夕方とか日が落ちてきた時とか、突然の雨に低体温症にならないとも限らない。

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↑長日川温泉から見る鰐塚山。WIDE野海山氏の「あんな高い所によう走って登るわ!」の言葉が重かった。

4 thoughts on “331 鰐塚山 車道ルート

  1. 坂の多いマラソン大会として高城の桜マラソン、えびのマラソン、そしてこの度TEAM RANGERが挑戦する綾、これらのコースと比較して今日の鰐塚山車道コース折り返しはとてもキツかったですね。往路はずっーと坂ですから。当たり前ですけど。3K付近で300M位一瞬平らな部分が有りますが、そこだけは別天地。ただ往路は朝早く、木陰だったのが救いでした。今年5月からの登山、レンジャー氏の個別特訓(無料)、7月の五ヶ瀬トレラン試走で得たものは大きかったと、レンジャー氏と、実感した次第です。願わくばゴール後の山水入水、したかったなあ。ちょっと心残りでした。

    • あれから医学を齧っている学生さんと話をして、「ダイエットの一番しちゃいけないことをしている」と指摘されました。私は食べないことで体重をコントロールしようとしますが、長く飢餓状態を体験するとインシュリンが脂肪を蓄える働きをするそうです。苦労の割に体重が減らないのは当たり前だそうです。3度食べて飢餓状態をなくし、インシュリンの働きを正常化する生活が大事だそうです。
      WIDE野山海さんが「食欲があり過ぎて食べ過ぎてしまう。」といつもこぼされていますが、ご飯をこぼすよりもまし…いやちゃうちゃう、食欲があるのは健全な姿ではないでしょうか? 還暦ランランちゃんはバランスが良いです。Team Rangerはアスリート色を強めつつありますが、分をわきまえつつ、自己に挑戦するゆるやかな集合体でありたいと願います。

      あの水たまりに入水するのはWIDE野山海さん以外にいませんよ。今日それをしなかったのは工事関係者の目があってさすがに遠慮したのでしょうね。

  2. レンジャー様
    あの車道をずっと走って登られたとのこと、さすがですね。
    心が温かくなるお父様との思い出を拝読し、男親のいいところに気づかされました。
    「自転車はパンクしなかったか?」との言葉。
    中学生が未舗装の山道を自転車で下りて、さらに何十キロ離れた家に帰りつくまで、内心気が気ではなかったことだろうと思います。

    • まともに返事が出来ない程、ご理解頂いたことに、感涙を持って感謝します。