112 市房山(市房神社ルート)大木が語りかけてきます

2人行。

13ヶ月振りの市房です。今年は暑さ対策で前日までにJOGを1ヶ月に渡って、こなしてきました。しかし登りはともかく、下りで足が思うように前に進まず、這って下りた2年前の悪夢が蘇りました。それでも下りは1時間30分と2年前の半分でしたが、早いのか遅いのか良く分かりません。ただ同伴のSaddyさんが、いつもと違うと心配してくれました。そこで痛い話をお一つ…
市房神社に着き、もう必要ないとストックをしまった途端、石の上に置いた足がすべり3回転してしまいました。1回転目「右ひざ」、2回転目「 右ひじ」、3回転目「右側頭部」を強打しました。運良く大事に至りませんでしたが、ヒヤッとしました。それだけ足にきていたのでしょう。踏ん張りが利きませんでした。恐いですね。右耳の上から血が滲み出していました。神社から始まる登山口は結構あり、立派な参道には立派な石が敷き詰めてあります。木の根とともに結構滑りやすいので注意したいものです。
本日、行きと帰りにご一緒した68歳のあさぎり町からお越しの方は、今度日本アルプスに行かれるとのことで老いて益々元気で命を一生懸命輝かせていらっしゃいましたね。私も21年であのように輝いていられるのだろうか?物腰も柔らかくいらしゃって、「私ももう年だから…」という言葉が似合わない紳士でした。
山頂でお話をした八代からの女性お二人も日本アルプスの話をされました。
「ここ(市房山)に登れるなら、日本アルプスも登れますよ」という突然の脈絡のない話に
「え、何の話?何か質問したっけ?」いぶかしげに思い、話を伺っていると・・・
「あなたはまだ可能性があるのだからチャレンジしていきなさい」ということらしい。
「残念ですが、電車賃がありません」冗談で返したつもりが
「岩登りをしなさい、沢登りをしなさい」と立て続けに命令され、励まされる。面白い人だ。
このお二人には同伴者がおられて、「二人は後から登ってくるでしょう、一人は欠陥品だから」
「欠陥品って何ですか?」
「心臓が悪いんですよ。以前手術して胸に爆弾をかかえているの、だから無理できないのよ」と明るい声で言われました。
皆それぞれ闘っているのですね。山に何をしにいくのか…「自分にまだ可能性が残っているかどうか試しに!」が今日の答えでした。
先に下りることにして、頂上まで後10分の所で連れの同伴者らしき男性お二人にすれ違った際に、Saddyさんは、「がんばってくださいね…上でお待ちですよ」と祈るような声で語りかけていましたね、もし人違いだったらどうなるんだろう、上に着いて「私たちを待っていたのはあなたですか?それで何のようですか?」
さて本題ですが、市房神社からのコースは大木との出会いが楽しいコースです。神社参道は神々しさも感じられますので、ゆっくりと気を感じながら登ることをお勧めします。大木が多いということは、登山道にも多くの大きな根を張っているため、根を利用すれば、登りは割と楽にいきますが、下りは逆にその根に足がとられて中々前に進みません。雨降り後には滑りやすいので、要注意となる可能性があります。西米良コースはその点、距離は半端じゃなく長いけれども、登りも下りも難しいところもなく、スピードも出そうと思えば出ます。西米良の入口にはヤマビルがいますので、高温多湿な時期は林道利用で4合目からの登山が良いと思われますが、0合目からだらだらと長時間かけて登る楽しさも捨てがたいですね。

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