149 えびの岳〜白鳥山〜白鳥温泉下湯(アバンダントしらとり郷土の森経由)

2人行。マイナーなルートが気になってSaddyさんと出掛けた。えびの岳は100M足らずの標高差だが火口原も見えるし、アカマツとツタの命のせめぎ合いが凄まじい様が見てとれる。まさに食うか食われるかの弱肉強食の世界だ。アカマツはパイオニア植物で火山等の痩せた土地でも繁殖できる生物だが、環境が整ってくると他の植物が入ってくるようになる。ツタはアカマツに絡みながらその樹勢を延ばすが、余りにも強いと寄生しているアカマツを枯らすことになる。何本も枯れたアカマツがあるが、生きているうちの2〜3割はツタに絡み付かれながら、ようやく生きているように見える。どこの森でもそうだが、樹皮のないヒメシャラがその特異な姿を我々に見せているのはツタから絡まれないよう進化しているからなのだと判る。

白鳥山を過ぎ、六観音御池を過ぎ、不動池が見える直前に左へと向かう分岐がある。それは甑岳へ向かう近道なのだが、その途中に池めぐりコース・甑岳と書かれた表示板がある。その足下に朽ち果てた「白鳥」と書かれた木版が置かれている所を左へ入ると、タイトルにあるように白鳥温泉下湯へと向かうルートが始まる。(旧市営露天風呂から行く場合はここは通らない)このルートは5Mおきにピンクのテープがリボン状にぶら下がっていて、行くコースを直視していれば、3本はリボンが見えるのでよっぽどのヘマをしない限り道に迷うことはない。最初は「白鳥」と書かれた案内板は古くて頼りないが、郷土の森が始まる頃には新しい「白鳥」の案内板になるので安心する。

郷土の森はまったくもって素晴しい。巨木群もさることながら、コースが大自然の中で大切に守られているようで、他の霧島のコースみたいに荒れて掘れていない。登山者が少ないのはありがたいことだ。下りはスピードを上げて走ることもできる。旧市営露天風呂から白鳥温泉下湯まではえびの市役所の発行物によると2時間と書かれているが、これはあくまでも健脚者だろう。といってもこの長さ(6.3km)を軽く行く初心者はいないだろうから、間違ってはいないでしょうね。ただ白鳥温泉下湯の職員の方は「この印刷物は嘘だ〜!4時間もかかった」と文句を言われたとおっしゃっていました。

 

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