182 尾鈴白滝

単独行。お昼まで実家の農業の手伝があり、13時前に自宅を出る。14時に登山口をスタートしました。何故こんな時間にと思われるでしょうが、最近白滝付近で遭難騒ぎがあったばかりでして、「そんなに難しい山域だったけな?ちょっとシュミレーションしてみよう」という思いで出かけました。17時までに帰らないと私も本当の遭難騒ぎを起こしてしまいますので、行きは小走り、帰りはランニングとまるでレンジャー中城の復活みたいでした。

途中3組8人の人に出会いましたが、誰も私に「遅いですよ、大丈夫ですか?」と注意する人もなく、挨拶もこちらがするまではなさる人いませんでした。ちょっと寂しいですね。でもあれですね、多分遅い時間に走って登ってくる人を見たら恐ろしくてかける言葉を失ったのではないでしょうか?

「何故遭難するのでしょう?」山に行かない人からは良く質問を受けますが、殆どが道迷いでしょう。ピストンで往復登山する時は行きも帰りも同じ道なので覚えていますが、周回、縦走になると全てが新しい道になるので、初めての山域はずっと緊張します。登る前に地図全体を映像として頭に叩き込んで、俯瞰図のように上から眺めながらルートを描ければ一番良いのでしょうが、今度の事件の様に新ルートを開拓しに行って道に迷う姿はまるでミイラとりがミイラになったような例え話と重なりました。ましてや新ルートを開拓するなんて話は一般登山者を巻き込んでしまう危険性がありお奨めできませんし、自然破壊にもつながります。

「この尾鈴山域は自然のラン類の宝庫だったが、全て根こそぎ盗り尽くされ、1本のランもないよ」と盗掘オジさんから聞いたことがあります。この尾鈴山域は幾ばくかの植生を変化させながらも水は変わることなく豊富にありました。

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