世界は不穏で争いの絶えない諸問題ばかり。大凡の日本人が自分達だけ平和な別世界に住んでいるような錯覚を持ち続けているのです。自分がこうして体重が80数キロもあって、距離37キロ、標高差1300メートルの宇土半島縦断トレイルに挑戦するには並大抵の決意ではできません。それこそ死地に赴く決死の兵士の心情そのものであります。……なんてな!
冗談です。本当は単に『二重あご撲滅』のためなんです(笑)。
今回も家族同伴になりました。家族から与えられた条件は『時間は6時間以内』『30キロ以上は走るな』。理由は「再び車イス生活になられると迷惑」であります。しかし実際は7時間50分・37kmでした。登りの山道以外は走りましたが、とにかく淡々と進むことを是としました。早い遅いの概念は私の範疇にはあらず、ただ進むかどうかだけが大事なのです。しかし計画遂行のためには自分の能力を知っておかなければならず、タイムトライアルも大事だと信じております。
この宇土半島縦走トレイルを実行できたのは、ヤマレコで見かけたToshiさんの記録(GPXファイル・写真・コメント)のおかげです。Toshiさんありがとうございました。 いくら九州自然道路上だからと言っても100Mおきに看板が立っているわけではありませんし、(どちらかというと看板の設置の仕方が問題がありそう・2回迷った。)このルートの多くは舗装された生活道路やを進みます。その一般道から登山道への入り方、出方の案内が残念ながらプアです。Toshiさんの記録がなければ大いに迷っていたことは明白です。
辿ったピークは大岳(475m)・高野山(262m)・三角岳(407m)・天翔台(205m)
詳しいルート以下のヤマレコを見てもらうことにして、いくつか写真を載せますが、これもヤマレコの方が多いなぁ…
07:52スタート
轟水源の水は軟質で美味しかった。
↓ 阿保峠
大岳へ
鉄塔脇を上がります。
↓ 足に優しいトレイルです
↓ 大岳 2時間54分経過
石打ダムと石打ダム駅へ
↓ 石打ダム。4時間11分経過。
高野山へ
↓ 向こうから来て、鋭角的に右上へ上がります。
(詳しくはヤマレコのページにて)
↓ 遠くになった大岳の雄姿
島原半島がかすかにみえます。
↓ 高野山です。6時間8分経過。
三角岳と天翔台へ 気持ちが良いトレイル。
しかし三角岳への天辺手前から右・北側に大きくトラバースして逆登りするルートは厳しかった。
↓ 三角岳を振り返ります。
↓ ちょうど7時間50分の旅ランと山歩きでした
↓ おまけです。三角岳とは35年前から因縁があったのですね。
高野山付近で下を見て気付きましたばい。
お疲れ様です(^ ^)
宇土半島征服お疲れ様でしたm(_ _)m
次は大隅半島縦走?薩摩半島縦走?って勢いですね( ^ω^ )
征服ってことはないけど(笑)、心に残るイベントでしたよ。
まぁ次やるなら門川町の遠見半島クラスですよ。やんないけど。
お疲れ様です。
いやはや驚きの体力で、いつものことながら吃驚です。
次回のチャレンジを楽しみしています。
楽山さん、おはようございます。
10年前、楽山さんのブログを頼りに一山ひと山登っておりました。本当に今に至るまでお世話になっております。m(_ _)m
なんと、ひと山が気が付いたらもう400山になろうとしています。(通算回数が今回で397回目という意味です)
私は今55歳、10年前の当時は45歳でとにかく何もしてこなかったことが痛恨の極みでした。
太りに太ってしまって颯爽としている人を見ても「どうせ自分は……」と超ネガテイヴな人間でした。
一山ひと山がいつの間にか自信となって自分の壁を壊し、チャレンジすることが自然なこととして身についてきたように感じています。人によって様々な登山スタイルはあり、もちろん尊重いたします。
私は最初から「登山とはストレス発散が目的ではなくて、自分にチャレンジすること」だと決めていたから続いてきたのでしょうかね〜。
だって長い距離をやれば達成感よりもストレスのほうが強く残りますからね(笑)。ウィークデーにストレス発散をしておかないと体と精神が持ちません。