454 大森岳(多古羅川沿いルート)

リハビリ登山第3弾は県道26号線を西へ辿り、綾町を通り抜け小林市に入った所にある大森岳(1108M)へ。5年振りで2回目の今回は多古羅川沿にある登山口から登ったのですが、崩壊地があまりにも多くて登山道消失でかなりの神経戦。普段では経験できないほどのかなり難易度の高い登山でした。

なぜこんなに難しいのかと考えた結論が「巡視路(ブルーの破線)は登山道ではなく行政的な直線に過ぎない」と言うことです。地図を見ればルートが尾根を進まず斜面ばかりを進んでいます。でも尾根を行こうと思えば巡視路の左側は杉林で倒木しているのも多いので簡単には進めません。やはり巡視路を目安にして進むしかありませんでした。

一番簡単に登れるのは綾から竹野林道を詰めて800M付近から登るか、小林市須木から輝嶺峠を経て800Mの登山口から登るかの2つですが、前者は竹野林道が一般車両進入禁止なので片道10kmを歩かねばなりません。後者は悪路に次ぐ悪路で心が折れます。しかし両者とも300M登っただけで頂上に立てるのですから悪くはないです。

今回の山行は苦行でした。「もう一度同ルートを行きたいか」と問われたらもちろん答えは「ノー」です。GPSアプリを見て確認しながら進めたら何の苦労はないのでしょうが、今回はログがあちらこちらに飛んでいる状態だったので瞬間的にあまり当てにはなりませんでした。なので頂上に立った後は休憩せずに「記憶がなるだけホットな内に下山しよう」と考えました。その前に「頂上は諦めてもう帰ろうかな」と3回は思いました。

このコースは上級者オンリーだとは思われますが、中級者でも3人で行ければ問題はないでしょう。ただしGPSアプリは下山で有効です。登りでロストしていてもロストした区間がはっきり示されているので反面教師として使えます。正直何事もなく帰ってこれた事が自分にとって不思議です。感覚的に1,000M級の登山はなんとなく楽勝ですよね。樹勢に負けて行く先を失うことは多いのですが、ほとんどの場合は登山道が確立されているので迷う事がほとんどありません。それだけに今回は特殊なコースと言えるでしょう。

県道から登山口までの4kmは一般車両進入禁止なので山登りプラス林道歩き往復8kmがボーナス。全行程15km、累積標高差は1020M、5時間53分。(帰り軽トラック乗車で60分ほど短縮)


↓ 県道26号線沿いに車を停めます。車を停めるスペースはここしかありません。

↓ 9:10  柵が施されていますので一般車両は入れません。(県道からすぐの所)

↓ ここらから歩いて4km進めば登山口です。

↓ すぐに橋があります。この下に流れるのが「多古羅川」ですが、この名前に惹かれて5年前にこのルートを計画していたのですが、ランの不調の所為でようやく訪れる機会がきました。まだまだ未実行のルートが眠っています。

↓ 橋から多古羅川を見る。自分の影が中央に見える。

↓ 多分あれが今日の目標の大森岳。

↓ この登山靴履くのは何年振りだろう?ずっとトレランシューズだったものなぁ。ソールが厚くて疲れないし、ラバーがコンチネンタルなので不整地でも滑りにくい。ただ欠点は重さとヒールカップの硬さなので、トレランには向かない。

↓ 近づいてきました

↓ ちなみに今回は全く走っていません。歩きで林道4kmが約50分かかります。

↓ 登山口です。

↓ 9:58 350M 入山開始。 

↓ 誘導テープはかなり少ないと覚悟してください。

↓ 巡視路でよく見られるプラスティック製の階段というか土留め。これが発見できれば「On the Road」ということになります。今回もこれを目印に歩を進めます。

↓ 10:38 600M  順調だと見えるでしょうが、実は道をロストして1分後です。

↓ 10:55 何だかボンヤリしてよく掴めませんね。これから右へ方向修正を図っていきます。なぜ右か? それは右側が明るく見えたから。巡視路は樹木が刈り込まれているので明るくなっているのです。阿蘇で見る防火帯のような感じです。

↓ 11:05  大丈夫。何とか戻りました。時間29分、距離680mもロストしていました。

↓ 11:09  700M ここから巡視路を横切り対岸へ。

↓ 11:23  これがあれば大丈夫。間違ってはいません。

↓ 11:44  800M  再び巡視路へ戻ってきました。

11:47  800M こが今日一番の難所です。

↓  11:47  770M 後ろを振り返ったところです。一旦下ったので標高は落ちています。

↓  11:51  770M 後ろを振り返ったところです

↓  11:51  770M 同地点から上を見る。

  ↓ 11:58  810M  再び巡視路へ戻ってきました。この後大きく右に巻いていきます。道が無いのも同然なので慎重に進みます。

  ↓ 12:16  900M  本来の道に戻りました。巡視路南へ延伸されています。

  ↓ 12:16  900M  On The 巡視路

  ↓ 12:24  945M  On The 巡視路。

  ↓ 12:25  950M  On The 巡視路

↓ 12:33 970M ここからはほぼまっすぐに上がります。

↓  たまに左へ巻きます ↓ 12:41 1024M  稜線に出ました。向う側も綾第一発電所の方へ繋がっている巡視路です。途中から杖代わりにした木をオブジェクトに。ちなみに気に入ったので持って帰りました。ニッケの匂いがします。

稜線出合から、距離340m、登り84Mで頂上です。

この施設のために巡視路が必要なんですよね。

↓ 12:55 1108M 大森岳頂上からの眺め。

↓ 県道入口から3:47:37でした。登山口からはほぼ3時間です。


↓  13:35  790M 帰り道です。

↓ 14:17 640m  On the 巡視路 登りではロストのためこの道は初めて通ります。

↓ 14:19 600m  これがあれば正解。

↓ 14:19 610m  On the 巡視路。

↓ 14:36 向かい側の山ってどうやって登れば良いのでしょうか?

↓  14:43 やっと降りてこれました。

↓ 14:45 350M 登山口に帰還。

↓ 14:47 1時間かけて林道をテクテク帰ろうとしていた時に、後ろから軽トラックの集団がやってきて「あなたが良ければ乗らない?」と声をかけて頂き「喜んで!」と相成りました。

↓ 14:50  On the Truck Deck。

14:50 綾町猟友会の皆さんの車は4台連なってまるでコンボイでありました。

↓ トラックの荷台は快適でした。
↓ 15:02   柵の手前まで送って頂きました。送っていただいた方は再び猟のために戻っていかれました。親切にして頂いてありがとうございました。おまけに貴重な林道情報も頂きました。

↓ 15:03  Finish  トラックに載せてもらっていなければ、プラス1時間かかったと思います。

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