460 珍神山(うずがみやま)

珍神山(うずがみやま)823mは三角点の名は「ちんじんさん」と表記されています。R388から上がる林道入口には「仏野(ほとけの)」という看板がありました。信仰的な雰囲気を期待していましたが、西面から見る限りではまさに禿山です。杉の幼木が植えられていますが、まだまだ成長するには時間がかかりそうです。語彙からの感想ですが、「珍」は珍しいこと、すなわち滅多にありえないことを表していますので「ちんじんさん」の名通りだったら「仏」を現しますね。珍を「うず」と読ませることからも「真相は渦の中」という落語的な大喜利で「神」をうまくケム(煙)に巻いていますね。うんココには神は絶対いない。


↓ 感動したのは西面に今後登る予定の尖山716m日陰山897mの堂々たる山容が見られたことです。左奥は笹の峠1340mだろうか。笹の峠は最短15分で登れると聞いた。楽しみでもある。

始めに申しておきますが、珍神山への正式な南面ルートが確立されています。恐らくこの自分のレコード記録のルートを見て誰も行かないとは思いますが、一応ログを晒します。自分の脚が持たないのでなるべく上部まで車で行こうとこのプランを選択しました。今回はかなり苦労したので、次回があるとすれば南面ルートを選択するでしょう。

↓ ハイカーズマップ通りには行けない気もする。もう確認する気持ちはないけれど、挑戦される方に備忘録として残しておきますね。
国土地理院地図を見ると「九州自然歩道」と表記されている。このHPでは「おせりの滝・珍神山コース」として詳しく紹介されています。諸塚村との境の「造次郎山」〜「おせりの滝」〜「日陰山」〜「尖山」〜「珍神山」〜「若山牧水生家」を経て尾鈴コースへと繋がるおよそ59kmのルートです。「造次郎山」〜「おせりの滝」〜「日陰山」〜「尖山」〜「珍神山」までは38kmになります。
しかしよく見る、九州自然歩道を表すカタツムリマークは見なかった気がする。入口にあった気はするが、上部では完全になかった。

※ハイカーズマップへのリンクはこちら


↓  実際のログと本来の南面ルートを合わせて描いてみました。

西面からのルートは結論としては登山には不適格なコースでした。いやとてもコースとは言えないというか、ありえないルートでした。地図にない林道が登山道とクロスして途中で消失していたり、新しい伐採用の道路が縦横無尽に走っていたので、あっち行きこっち行きしながら、最後は天井目指して藪から突入して目的は果たしました。1時間で終わる予定が2時間17分かかりました。何度鹿避けネットを越えたり、下を潜ったりしただろうか。辛かった。


↓ R388から滝の内林道沿いにグングンと高度を稼いでいくと程よい駐車地がありました。

↓ なんかちょっと上がれば、頂上に簡単に上がれる道が用意してあるかのような危機感のない風景。だって名前に「神」が付いているのでご褒美が貰えるかと勘違いしていた。

↓ 対面の景色がご馳走だ。この時もまだ神様の祝福を頂いていると思っていた。

↓ あれ舗装路に戻った。この舗装はかなり真新しい。

↓ ここは左です。

↓ だって地理院地図はこうなっているから迷わず左へ。右に行くことも考えましたが、地図にない道は行かない方が良いと考えましたし、実際下山で帰る時に上部で私を追い越したトラックは、遠回りする歩きの私と同時にこの地点に合流しましたので、新規道路は結構距離があるのだと思います。

↓ 舗装はされていません

↓ ここも間違いなく九州自然歩道です。でもね産業の匂いがプンプンするのです。

↓ ここで右に上がり途中まで上がってみた。もちろん地図にはなかったので引き返してきました。

↓ ここまで登ってみたけど、完全に作業用の道路でした。しかしこの試みが最後に生きてきました。頂上から直で降りてきた時に効率よく下山することができました。

↓ 一旦分岐点に戻り、九州自然歩道を進むことにしました。

↓ 荒れてきました

道路(車が通れる広さという意味)終点には木段とテープがあったのでまだ神様に愛されていると思いました。

しかし、道のど真ん中に鹿よけネットが張られていますし、

↓ 薮も酷くなってまいります。神様から試練を受けています。

↓ 水の音は清浄でした

↓ ここまで直進していましたが、ここでテープの4M先にガードレールを発見して上がってみることに。

↓ 確かにガードレールです。

↓ しかしこの林道は国土地理院には載っていません。「?」な状態で左へ進みました。可能性があるならばこの2Mほどの膨らみを超えて進む道です。九州自然歩道はこれかもしれませんね。確認する気持ちはありませんけどね。しかしながらここでは公表はしませんが、Google Earth Proで上空から見ると人が通れるだけの細い線が見えますが、すぐにたち切れとなっています。真相は藪の中かもしれませんね。

↓ 上の地点から220M左へ進んでもだんだんと離れていくばかりだったので引き返して、目で頂上を見て一番近い道を選びながら進むことにしました。

↓ ようやく頂上を目視で掴める位置に来ました

↓ ちょうど真上です。下から見ると萱が邪魔して進めないように感じたので左へ巻いて薮から突っ込むこととしました。

↓ 突入場所です。

↓ シダの海に飲み込まれつつ、鹿よけネットに翻弄されつつ

↓ 何とかここまで来ました。あとはまっすぐ進むだけ

↓ 長かった…看板が読みづらい。立体文字になっているので、誰かマジックで縁取りを描いてもらえないだろうか。

↓ すぐ帰ります。

↓ シダの海に溺れることが嫌だったので直で降りることにしました

↓ 神様からご褒美をいただきました。

↓ 直滑降は全然難しくありませんでしたね。これもご神様からの褒美かな。
いや仏の方のかな。曖昧さが仏の世界の真骨頂。大嫌いだけどね。

↓ 頂上を振り返ってみました。いよいよ仏様とお別れです。

↓ 作業用道路への取り付きに戻ってきました。遠くなりそうだったけど、結局これが一番早かったと思います。

↓ 例の一番大事な分岐点へ戻ることができました。

↓ 例の分岐点へ

↓ マイカーが見えてきました

↓ 神様のおかげで忘れられない登山となりましたね。距離8km、2時間17分でした。

 

 

 

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