楽しかった。苦しかった。感動した。打ちのめされた。
たかだが540mの標高差でこんな気分になったのは初めて。
もう一度登りたい!! そんなお山でした。
田代神社までの道は気高く優しい道で感動した。
田代神社からの道は厳しく気が休まることが許されない。自分の体力の無さに嫌気がさした。
稜線歩きは鹿よけネットが邪魔になって歩きにくい。そこでぼんやりと悟ったことがある。鹿よけは人よけではないので帰りはネットを越えて歩いたら楽しかった。(ネットは稜線のど真ん中に設置してあるので、際を歩くとネットが足に絡みつくし、ネットを外れて歩こうとしてもブッシュに遮られてしまう。次回は最初のピーク(本峰の430m手前)の880mで引き返すかもしれない)
↓ 鳥居から仰ぎ見る、地域の歴史を垣間見た気がした。ここで参拝したら山腹の神社に願いが届けられそう。…あ、そうか田代神社のカーブミラーは単に神社の位置を地区の人に示す装置だったのかな。
↓ 登山口(田代神社の参道)には標識がない
↓ 登山口から見る駐車位置「車回し」の看板があるほど広い
↓ カシとかユスノキの大樹が迎えてくれる
↓ 大きい。さすがに田代神社の参道だ
↓ 道は広めに取ってあるような印象だったが
↓ ロープが出てくると違うかな?と思える
↓ 下から21分で田代神社が顔を出す
↓ 立派な社殿だ。登山口が360mで、田代神社の社殿は国土地理院地図で見ると標高が550mのライン上に乗っている。しかし、カーブミラーの真下に三角点があって、533.4mとなっている。
↓ これは世間で言うところの「カーブミラー」左の真下に三角点(533.4)がある。
↓ 実は大鳥居から見上げるとこれが光っていたので何が光っているのか気になっていたが、これでさらに気になった。みやざき百山によると霧島大権現(田代神社本宮)の御神体は「鋤の先」だと書いてあったので、神社によくある御神体を模した鏡である可能性は低いように思える。
↓ 珍神山(うずがみやま)が見える
↓ 神社から上が本当の登山となる。
↓ さざれ石っぽい
↓ 上の拡大版
↓ 苦しさを景色が癒してくれる
↓ 稜線に出ました(685m)
↓ 若干ブッシュ気味かな
↓ あのピークは本峰ではありません。
↓ ヒメシャラが出てきた
↓ ここから再び急登で100m上昇しなければならない。もうぐうの音しか出ません。
↓ やっと上がった。
↓ この後この鹿よけネットに苦しむことになる
↓ あれかな?と思うと違ったピーク①
↓ あれかな?と思うと違ったピーク②
↓ ネットを嫌って左を行くとブッシュが待っている
↓ もうさすがにあれだろう?と思ったら本物だった
↓ なんと三角点はネットの向うにある
↓ 1日で2山目だけど、ここまで2.15km, +546m 今回は史上最高にキツイ標高差500m級の山でした。
↓ ネット越しに三角点にタッチ。でもこんなこっぱ恥ずかしいこと今回で辞める。
↓ 諸塚方面
↓ その右
↓ 多分今度登ろうとしている大仁田山が写っているはず。肉眼では風力発電の羽が見えた気がしました。裸眼では0.02ですけど(笑)
↓ 宮崎130名山とあるが何だろう? みやざき百山もまだなのに…残り32山。
「130山」と「名」を取った方が素敵だと思う
↓ ネットを越えて帰ることにした。この方が断然楽です。鹿よけは人よけではないはず。
↓ ここからネットの向こうに戻ります
↓ 田代神社に下りる地点には多めのテープと例の蒲鉾板のような赤い小さな標識があります
↓ 尾根から一気に降ります
↓ 途中、切れかかったロープもあります
↓ ここまで帰れば一安心
↓ 素敵な参道を降りて登山口へ帰着
↓ さぁ帰るとしますか。この後20分は荒い呼吸が止まらなかった。それほど消耗が激しかったと思います。本日の2山はどちらも標高差が500m級ですが、どちらも急峻な地形でかなり苦しみました。でも絶対尖山と合わせてもう一度のぼりたい。
今回もお疲れ様でした!
それぞれの山行にはコメントしてないけど、いつも楽しみに読んでますよ!
みやざき百山の成就を祈ってます!
いつか(今回の山のような2登目とか?)ご一緒させてくださいね!^^/
おらぁ、山のガイドになるだ!!
まぁ、半年も走れない状態になって、仕方なく山に舞い戻ったというのがまず真実なんですけど、先人達が決めた百山を潰して行く過程で新たな発見があるわけで、非常に楽しいです。
決して自分の考えでは登らなかった山々は全てが非常に個性的でした。残り32山(脊梁山系16山・祖母傾山系16山)を踏破して、秋にはレースに戻りたいです。霧島・えびの高原エクストリームトレイルロングにはエントリーしましたが、体調が間に合わないかもしれません。
yappyさんの骨密度は上がりましたか? あれだけ華麗な食レポされているのですから大丈夫そうですね。