後数日に迫った2020年熊本城マラソンには参加できない。ようやく画びょうが足裏に刺さっているような痛みは消えはしたが、数キロ歩けるだけで走るなんてとてもできないし、どうやって走れば良いのかも身体が忘れてしまった。脳は記憶として確かに覚えているんだけどな。
2016年、2017年と連続して走れて、どこをどう我慢すれば楽しく走れるかわかっているつもりの熊本城マラソンだ。ようやく久し振りに抽選に当たって楽しみにしていたけれども諦めよう。そして再エントリーしよう。
もどかしい日々は続く
↓ 散歩の途中ですれ違ったネコ。彼は目的があるからこうしてココを歩いている。反面私の目的はなんだろう?
自分は59歳になったばかりです。60歳を過ぎてのあるべき姿としてのイメージは持っています。今から11年ちょうど前に鹿児島県志布志付近から日南市を目指して歩いていた時に串間市で見たある風景が心象として未だに強く残っている。朝から1時間ほど歩いていた時に後ろからタッタッタッと軽い足音が近づいて来たかと思うとそよ風の様に私を追い抜いたご老人がいた。
背骨が真っ直ぐに立った後ろ姿が凛々しくて、美しい走法だった。まだ山にしか興味がなくて体力作りで毎日のように走っていた自分だが、思わず「美しい」と心の中で叫んだ。
美しく走りたい
タイムはもう狙わなくてもいい、ただ爽快に走れれば良いと願う。
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