472 高千穂峰レギュラーコース

昨夜「あれ、明日は祭日で休みなんだ。でも今後のために休足しないといけない」と間抜けかつ賢い選択をしたつもりで一人悦に入っていた。朝起きたら「高千穂河原から高千穂峰に登って、お鉢からの右サイドの下りで砂走りを駆け下りたい」と強く妄想した。
「自分は山に水をだけを持って山にはいるので、すぐに出かけられる。また汗かきなので真冬でもTシャツ1枚で山では過ごするので身軽で済む」
家人には今日はどうしようかな……と迷っているフリをしながら10分で支度ができた。・・・行くしかない!!



↓ こちらサイドは8割の満杯率。右サイドにはまだ入れられていないので昔のような賑わいではなかった。(お昼には左サイド駐車場にも2割くらい入っていた)。

↓ 鳥居の向こうに見える夫婦は知り合いでした。快速ランナーでトレイルも抜群に速くて、奥様が山に入るというイメージが無かったので思わず「今日は奥様と一緒ですか?」と、さもいつもは別の女性がいるような言い方になってしまった。あわてて言い方が変でしたと打ち消したけど、許して下さい。

↓ 古宮跡

↓ モーミンは奥様に優しいよね。

↓ 過去にアプローチの石段に積もっていた新燃岳由来の火山砂はかなり目立たなくなっている↓ 新燃岳から噴出した火山砂はかなり雨で押し流されて、昔の赤い地表が顔を出すようになっていました

↓ そうそう、この赤さが売りなんです。新燃岳噴火後の登山は2歩進んで1歩下がるイメージでしたね。

↓ 半袖登山家復活か!? 昔は雪山でも晴れていればこれだったなぁ。

↓ この赤い壁のところ、「ここは1年で80cm掘れるんです」とある方が危機感を持って語っておられましたが、10年過ぎたけど大丈夫のようですね。

↓ 「このお鉢の斜面にミヤマキリシマのピンクの花が一面に咲くんです」とガイドの方が高齢者の登山グループに説明していて、「オォ〜」とピンクの歓声が上がっていました。どちらもすごいわ。自分は花が咲くことが判っていても行かない天の邪鬼。理由はミヤマキリシマごときで心を騒がせたくない。山は花じゃない。その頃は雨も多いので危険なんだ。

↓ むかし、このお鉢の火口底に誰かが石を並べて文字にしていたことがありました。今もお鉢は活動していてガスが出ていますので、降りないほうが身のためですけど、後にも先にもあの1件だけでした。

↓ このフレーミングが好き①

↓ ザクロみたい

↓ この位置からは本峰の立体感がでるけど、

↓ 真下にくると立体感がでない

↓ 少し進んでも立体感がでない

↓ 1時間36分かかって到着
↓ このフレーミングが好き②

↓ このフレーミングが好き③

↓ 前後に人がいないことを確認して、右サイドのエスカレーター道を通りました。上の写真地点から11分で火山砂が堆積したところに降りられます。自分の最速時でも10分だったので、足がおぼつかない状態でも危険も少ないし、おすすめです。

↓ 紅葉を求めて探索路へ

↓ 終わり


自分は鹿児島県の高千穂河原から登り降りするコースをレギュラーコースと呼んでいる。高千穂峰に至るルートは鹿児島県からは1コースだが、宮崎県からは天孫降臨コース、旧サンヨーフラワー温泉上から入るOLDコースの龍駒コース霧島東神社コース小池コース、旧御池小学校脇から入る夢が丘コース5コースがある。実は天孫降臨コース入口の奥から少し林道を詰めて入る高千穂峰直登コース(ただし道はない)もあるが、残念ながらまだ試せていない。きれいな北面に汚い足跡を付けてはいけないと思っている。雪面なら大丈夫だけど、装備と技術がないわな・・・。

それで自分の歴史を辿ってみると、高千穂峰には46回登っていた。そして今回のレギュラーコースは今日で19回目。2016年1月(55才)に登山客が下りて来なくなる頃合いを見計らって14時からタイムトライアルをしている。下山で起きるかもしれない衝突事故防止のために、人がいない遅い時間を選んだわけだ。2016年のタイムは上りが57分29秒で下りが31分8秒だった。
今回は上り1時間36分で下りが1時間5分だったが、リハビリが目的なので時間は比べる意味はない。今の時期、レギュラーコースはハイシーズンで登山客も非常に多いので自分が転んだことで他人を巻き込むことを避けなければならないと肝に銘じた。だから下りもゆったりと。

すいません。また能書きが多くなってしまった。

 

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